05. GitHub Actions:自動化の実装

1. GitHubに鍵を登録する

秘密情報の登録手順

1. GitHubリポジトリの [Settings] → [Secrets and variables] → [Actions] を開く
2. [New repository secret] をクリック
3. 名前:AWS_ACCESS_KEY_ID / 値:(AWSでメモしたID) を登録
4. 名前:AWS_SECRET_ACCESS_KEY / 値:(AWSでメモした鍵) を登録

注意:一度登録したSecretsは、二度と画面上で「値」を見ることはできません(上書きのみ可能)。これが実務のセキュリティ基準です。

2. 自動化の仕組み

設定ファイル(terraform.yml)により、GitHub側のサーバーがあなたの代わりにAWSを操作してくれます。

3. ドライラン(Plan)の重要性

実務では、いきなり本番環境を書き換えることはありません。まずは terraform plan を実行し、変更内容を確認します。

Plan結果の記号の意味:
  • + create : 新しくリソースが作られる(追加)
  • ~ update : 既存のリソースが変更される(修正)
  • - destroy : リソースが削除される(※要注意!データが消える可能性があります

GitHub Actionsのログを見ることで、実際にAWSを操作する前に「壊れるリスク」がないかを事前にチェックできるのです。これがCI(継続的インテグレーション)の要です。


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